砦としての役割を担う地域コミュニティ
今後は介護の担い手も高齢化し介護費用も増大していく中で、機能を施設での介護等に求めるのでなく、生活システム全体の運用の中でカバーしていく必要があり、地域包括ケアや地域コミュニティを基盤としたケアのあり方へと進んでいます。
デジタル活用の課題がある日本
現在、多くの自治体では高齢者が自立した生活を継続するためのサービスを効率的に提供することを目的に、独自に住民にタブレット端末を配布しデジタル活用講座を実施するなど、デジタル活用の検証が進められ政府のデジタル田園都市国家構想基本方針においてもデジタルデバイドの解消に向けた施策が盛り込まれるなど本分野への注目は高い状況です。
しかし、一方でソフト面での整備が遅れている状況であり、デジタルデバイドの課題を踏まえた打ち手を各自治体が模索をしている状況です。
喫緊の課題であるDX
DX(デジタルトランスフォーメーション)とはデジタルによってこれまでできなかった新たな価値を生み出すことを要件としています。
例えば、これまで病院等に集中していた医療情報が個人に共有されることでこれまでになかった患者を中心とした個別の健康管理サ
ービスが創出されています。
必要性が高まるコミュニティDX人財としての役割
超高齢化社会を迎えた日本がさらに新型コロナウイルスを踏まえた新たな生活様式を構築するにあたって、新たなソーシャルインフラとして、デジタルの利点を活かした地域コミュニティを作るにはどうすればよいのでしょうか。
そうした状況の中でもシニアを対象としたオンラインコミュニティの創出の成功事例などがあり、こうした事例を展開していくことが期待されています。
そこで、高齢化社会におけるデジタルを活用した新たなコミュニティづくりと運営ができるコミュニティDXを行う人財の必要性の高まりを受け、コミュニティDX人財の輪を広げる活動に期待が寄せられています。
デジタル活用によって市民生活のエンジンとなるスマートコミュニティを創出
コロナで停滞する生活サービスをDX化し、コミュニティーが生活の質を向上させていく
WHAT IS COMMUNITY DX?
コミュニティDX人財とは?
デジタルを使いこなす、地域で活躍するコミュニティーリーダー